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Teflon™(テフロン™)ノンスティックコーティングの安全性

夕食に何を作るかについては悩んだとしても、調理器具についての心配はいりません

Teflon™(テフロン™)ノンスティックコーティングは、50年以上にわたって調理器具やベイクウェアに使用されてきました。私たちは、Teflon™(テフロン™)ブランドを冠した製品が最高の安全性と耐久性を備えた状態でお客様に届くよう徹底するために、サプライチェーンの各段階ですべての製品に厳しい検査を行っています。

ノンスティックコーティングの性能を維持するには、以下の点にご留意ください。

  • 食材を入れる前にノンスティックコーティングの鍋やフライパンを強火で予熱することは避けてください。油やバターなどの油脂を使うか、食材を入れた状態で、必ず低めの温度で始めるようにします。空の鍋やフライパンはすぐに高温になります。348 ℃を超えて加熱すると、コーティングが劣化し始めます。バター、油脂、食用油は204 ℃で煙が出始めます。
  • 260 ℃を超える温度に熱したオーブンでは、焦げ付き防止の調理器具やベイクウェアを使用しないでください。温度が高くなると、コーティングの表面が変色したり、焦げ付き防止性能を失ったりすることがあります。
  • 調理の際には、コンロの換気扇を使用してください。
  • 鍋のサイズに合ったコンロを使用してください。
  • オーブンに収納している調理器具やベイクウェアは、オーブンのセルフクリーニング設定を使用する前に取り出してください。
  調理器具の温度(℃) 調理用途
  100 水の沸点
  163~204 クッキーやケーキなどを焼く際の通常範囲
  204~243 フライパンで肉を焼くときの通常範囲
  232 鶏肉や野菜のロースト
  260~288 直火焼き*

*Chemours(ケマーズ)は、Teflon™(テフロン™)ノンスティックコーティングを施した調理器具を、直火焼きや通常直火焼きに用いる温度での調理に使用することを推奨していません。

Teflon™(テフロン™)ノンスティックコーティングは、削れたり、剥がれたり、欠けたりしないように設計されています。万が一、人が誤ってノンスティックコーティングのかけらを摂取したとしても、その薄片は無毒で、体内に吸収されることなく排出されます。このコーティングの化学的に不活性な特性により、ノンスティックコーティングの薄片を誤って摂取しても健康への影響はないことがデータで示されています。

世界各国の規制に準拠したTeflon™(テフロン™)ノンスティックコーティング

Teflon™(テフロン™)ノンスティックコーティングに関して、以下の発表がなされています。

  • 米国環境保護庁(EPA)は、焦げ付き防止調理器具を含むパーフルオロ化合物(PFC)を使用した製品について、消費者が安全に使用できるとしています。
  • 米国食品医薬品局(FDA)、欧州食品安全機関、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)などの規制機関は、これらのノンスティックコーティングがその目的どおりに調理器具に使用された場合、安全上の問題はないとの見解を示しています。